グローバルロボティクスの未来とは?(1)2019年-2020年開催のアジア・アフリカRPAカンファレンス
RPAという言葉をご存じでしょうか。
RPAとは
「Robotic Process Automation」の略称として知られ、「ロボットによる業務自動化」を指します。日本に関しては少子高齢化の状況や働き方改革の潮流の中で注目されている技術分野になります。
RPAの特徴
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ロボットによる業務自動化
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24時間稼働可能
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人件費の減少によるコスト削減
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品質とリードタイムの効率化
しかし、日本では業務のデジタル化や自動化が提唱されてきていますが、各社の事情によりその普及が十分に進んでいるとは言えない状況です。一方で、グローバル社会では、業務全体の自動化を通じたコスト削減や業務分担を可能にする企業活動が盛んとなっています。グローバル市場におけるRPAの将来はどこへ向かっているのでしょうか。
第1回目の記事では、RPAの最新情報を提供し、業界のトップリーダーが熱い議論を交わすアジア・オセアニア・アフリカのカンファレンスをご紹介致します。
1. Accelerate Everything(南アフリカ共和国)
Accelerate Everythingは、アフリカ域内のビジネスでデジタル変革を加速するロボティクスプロセスオートメーション(RPA)とAIの役割を議論するイベントです。2019年は2月19日~20日まで南アフリカ共和国ヨハネスブルグで開催されました。2020年の実施日は公表されていません。
2.Intelligent Automation 2019(オーストラリア)
オーストラリアでNO.1と言われるIntelligent Automation (IA)イベントです。RPA市場は、2017年の2億1,600万ドルから2020年までに8億7000万ドルに成長すると予想され、IAの革命により、2030年までにオーストラリアに2.2兆ドルの経済的利益がもたらされるお言われています。2019年は2月26日~27日までオーストラリア国シドニーで開催されました。2020年の実施日は公表されていません。
3.4th Robotic Process Automation Asia(シンガポール、マレーシア)
Robotic Process Automation Asiaとは、アジアの最大かつ最も確立されたロボットプロセスオートメーションイベントです。アジアではロボットプロセスオートメーション(RPA)投資が促進されており、ROIの向上やコグニティブの自動化への移行に重点が置かれています。2019年は6月19日~20までシンガポールで、9月17日~20日までマレーシアでも開催されます。
世界のRPAカンファレンスは、上記で紹介した地域以外でも多数開催されています。次回では北米のRPAカンファレンスをご紹介します。
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